コラム
特殊清掃業者の選び方とは?失敗しない業者選びのポイント
2024年9月7日
孤独死は、ご遺族にとって大きな悲しみと、その後処理の負担をもたらします。
特に、部屋の清掃は、専門的な知識や技術が必要なため、誰に頼めばいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では清掃会社の選び方について解説していきます。
目次
□特殊清掃会社選び方のポイント
特殊清掃とは、孤独死のあった部屋の原状回復やクリーニングを目的とした清掃のことです。
通常の清掃と違い、専門的な知識や技術が必要になります。
そのため、実績や費用、サービス内容、対応などを総合的に判断して会社を選ぶことが重要です。
1:実績の少ない中途半端な技術の特殊清掃では完全に問題を解決できない
特殊清掃では、腐敗臭や害虫、血液や体液の汚れなど、通常の清掃では対応できない特殊な状況に対応する必要があります。
そのため、特殊清掃に特化し、豊富な実績を持つ会社を選ぶことが大切です。
中途半端な技術の会社に依頼してしまうと、臭いや汚れが完全に除去できず、二次被害が発生する可能性もあります。
2:すべての会社が特殊清掃を徹底して行うとは限らない
特殊清掃には、除菌、汚染物の処理、消臭作業、家財の搬出、清掃、さらに必要に応じて解体作業や特殊コーティングなど、多くの工程が含まれます。
しかし、すべての会社がこれらの工程をしっかりと行っているわけではありません。
中には、作業を省略して「きれいになったと見せかける」会社も存在します。
□失敗しない!孤独死清掃の会社選び4つのポイント
遺族の方にとって、孤独死後の部屋の清掃は、大きな負担です。
しかし、悪徳会社に騙されてしまうケースも少なくありません。
安心できる会社を選ぶために、実績、費用、サービス内容、対応の4つのポイントを詳しく解説します。
1:完全消臭の実績はあるか
孤独死の清掃で問題となるのが、”残臭”です。
消臭作業を徹底していないと、掃除した直後は臭いが消えても、しばらくすると臭いが戻ってしまうことがあります。
腐乱したご遺体から発せられる臭いは強烈で、完全に取り除くには特殊な薬剤や機材に加えて、専門的な技術が必要です。
2:費用は適切か
孤独死の部屋清掃にかける費用はできるだけ抑えたい、というお気持ちはわかります。
しかし、安い費用を基準に会社を選んでしまうと悪徳会社にひっかかる可能性が高く、かえって予想以上の支出になるおそれがあります。
悪徳会社は、清掃前にリフォームをすすめ高額を提示する傾向があります。
また、「すべての作業を入れて120万円」というふうに、細かな作業を明記せず、全部ひっくるめて高額請求する会社もいます。
3:サービスを明確にしているか
特殊清掃の内容は、会社によって大きく異なります。
例えば、遺体の搬出や遺品の整理、供養など、追加でサービスを提供している会社もあります。
依頼する前に、どのサービスが含まれているのか、追加で費用が発生するのかなどを明確に確認しましょう。
4:誠実な対応をしているか
遺族の方にとって、孤独死後の部屋の清掃は、精神的に辛いものです。
そのため、誠実で丁寧な対応をしてくれる会社を選ぶことが大切です。
□まとめ
特殊清掃は、専門的な知識と技術が必要なため、実績や費用、サービス内容、対応などを総合的に判断して会社を選ぶことが重要です。
信頼できる会社を選ぶことで、遺族の方の不安を軽減し、安心して任せられるようにサポートします。
当社では豊富な整理実績から皆さまの遺品整理をサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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