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コラム

親が亡くなった後の一週間にやるべきこと!

遺品整理

2025年5月21日

親を亡くした時、何をすればいいのか分からず、途方に暮れる方も少なくないでしょう。
突然の出来事に、冷静な判断が難しく、手続きの期限や必要な書類を把握することも困難です。
大切なのは、まず落ち着いて、一つずつ確実に進めていくことです。
今回は、親が亡くなった後の最初の一週間で、特に重要な手続きを時系列で説明します。

親が亡くなったら最初にすること

死亡届の提出と手続き

親が亡くなったら、まず死亡届を提出する必要があります。
死亡診断書または死体検案書を医師から受け取り、死亡届に必要事項を記入し、7日以内に市区町村役場に提出しましょう。
期限を守らないと、過料が科せられる可能性があります。
死亡届は、多くの場合葬儀社が代行してくれますので、相談してみましょう。
死亡届と同時に火葬許可申請を行い、火葬許可証を受け取ります。
これは火葬を行うために必要な書類です。
死亡届と火葬許可証のコピーは、後の手続きで必要になることがあるため、複数枚保管しておきましょう。

葬儀の準備と段取り

死亡届を提出したら、葬儀の準備を始めましょう。
葬儀社との打ち合わせを行い、通夜、葬儀、告別式、火葬の日程や内容を決定します。
葬儀社は、事前に選んでおくことが望ましいです。
もし決まっていない場合は、病院の紹介を受けるか、自分で早めに探しましょう。
葬儀費用は、一般的に喪主が負担しますが、法律で決められているわけではありません。
香典は喪主のもので、葬儀費用にあてられることが多いです。

親族への連絡と情報共有

葬儀の準備と並行して、親族や関係者への訃報の連絡を行いましょう。
故人と親しかった人には、まず亡くなったことを伝え、葬儀の日程が決まり次第改めて連絡します。
その他の方には、訃報と葬儀の連絡を同時に行いましょう。
連絡手段は、電話が迅速で確実です。
また、親族間で情報共有を行い、今後の手続きを進めていくための体制を整えましょう。

最初の1週間でやるべきこと

遺産の確認と保管

親の亡くなった後、すぐに遺産の確認を始めましょう。
通帳、印鑑、証券などの重要書類を、安全な場所に保管します。
現金や貴重品は、紛失や盗難を防ぐため、複数の相続人が立ち会って保管場所を決定し管理することが大切です。

重要書類の整理と保管

遺産の確認と同時に、重要書類の整理と保管を行いましょう。
戸籍謄本、住民票、不動産登記簿謄本、遺言書(あれば)など、相続手続きに必要な書類をリストアップし、整理して保管しましょう。
書類の紛失を防ぐため、コピーを取っておくことも重要です。

専門家への相談

相続手続きは複雑で、様々な期限や手続きがあります。
不安な点があれば、弁護士、税理士、司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。
早期の相談は、スムーズな手続きを進める上で非常に重要です。
特に、遺産に高額な負債が含まれている場合や、相続人間で意見が対立する可能性がある場合は、専門家のアドバイスを仰ぎましょう。

まとめ

親が亡くなった後の最初の一週間は、死亡届の提出、葬儀の手配、親族への連絡、遺産の確認と重要書類の整理といった、多くの重要な手続きを行う必要があります。
それぞれの期限を意識し、必要に応じて専門家に相談しながら、落ち着いて一つずつ進めていくことが大切です。
早めの行動が、後の手続きをスムーズに進める鍵となります。
特に、期限のある手続きは優先的に取り組みましょう。
専門家のサポートを得ながら、悲しみを乗り越え、未来に向けて進んでいくための第一歩を踏み出しましょう。

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