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遺品整理でデジタル遺品はどうする?残された家族を守るためのポイント

2024年9月13日

故人を亡くされた後、残された家族は多くの手続きに追われることになります。
その中で、近年増加しているのが「デジタル遺品」の整理です。
デジタル遺品とは、故人が使用していたスマートフォンやパソコン、SNSアカウント、ネットバンクなどの情報のこと。
適切に処理しないと、個人情報漏えいや相続漏れなどのトラブルに繋がることがあります。
この記事では、デジタル遺品の種類、トラブル事例、具体的な処理方法について解説し、遺族が安心してデジタル遺品を整理できるようサポートします。
 
 
故人が残したデジタルデータは、私たちにとってかけがえのない大切な思い出や記録です。
しかし、そのまま放置しておくと、個人情報漏えい、相続トラブル、経済的な損失など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
 

1:デジタル機器

 
デジタル遺品として代表的なものは、スマートフォン、パソコン、タブレットなどです。
これらの機器には、写真、動画、連絡先、メール、アカウント情報など、故人の貴重な情報が詰まっています。
 

2:ネット上の情報

 
故人のデジタル遺品は、デジタル機器の中だけでなく、インターネット上にも存在します。
SNSアカウント(Facebook、Twitter、Instagram、LINEなど)、ブログ、オンラインストレージ(GoogleDrive、Dropbox、iCloudなど)、オンラインショッピングサイトのアカウント、ネットバンクや証券口座など、さまざまなサービスに個人情報が紐づいています。
 

3:クラウド上の情報

 
近年、クラウドサービスの利用が普及しており、故人がクラウド上に大量のデータを保存している可能性があります。
クラウド上のデータには、写真、動画、文書、メール、音楽、アプリなど、さまざまな情報が含まれており、適切に管理しないと個人情報漏えいのリスクが高まります。

□デジタル遺品処理で起こるトラブル3つ

 
デジタル遺品を放置すると、さまざまなトラブルに巻き込まれる可能性があります。
以下に、代表的なトラブルを3つ紹介します。
 

1:個人情報が悪用される

 
スマートフォンやパソコン内のデータを適切に削除せずに廃棄してしまうと、悪意のある第三者に個人情報が抜き取られる可能性があります。
個人情報が漏洩すると、なりすましによる詐欺や、クレジットカードの不正利用などの被害に遭う可能性があります。
 

2:月額料金が発生し続ける

 
故人が利用していたサブスクリプションサービスや月額制のサービスは、解約手続きをしなければ、遺族に料金が発生し続けます。
近年、サブスクリプションサービスは、音楽、動画、ゲーム、書籍など、さまざまな分野で利用されており、故人が複数サービスに加入していた場合、遺族がすべてのサービスの解約手続きを行うのは困難です。
 

3:遺産の相続漏れが発生する

 
故人がネットバンクや証券口座などのネット口座を利用していた場合、遺族がその存在を知らずに放置すると、相続漏れが発生する可能性があります。
ネット口座は、口座情報が分からなければ、残高を確認したり、相続手続きを進めたりすることができません。

□まとめ

 
デジタル遺品は、故人の大切な思い出や記録であり、残された家族にとって貴重な財産です。
しかし、適切な処理をしないと、個人情報漏えいや相続トラブルなどのリスクがあります。
デジタル遺品を整理する際には、故人の意向を尊重し、家族で話し合って、適切な処理方法を選択することが大切です。
 
当社では豊富な整理実績から皆さまの遺品整理をサポートいたします。
無料見積もりもございますので、安心してご利用ください。

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