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エンディングノートの書き方・始め方?終活をスムーズに進めるステップ

生前整理

2025年9月3日

エンディングノートの存在は知っていても、なかなか着手できない方も多いのではないでしょうか。
このノートに何を書けばいいのか、書き方はどうすればいいのか、漠然とした不安を抱えているかもしれません。
実は、エンディングノートは自由に書けるもの。
複雑な手続きや難しい専門用語は必要ありません。
この文章では、エンディングノートを始めるための心構えから、具体的な書き方、そして保管方法まで、分かりやすくご紹介します。
終活への一歩を踏み出すお手伝いができれば幸いです。
 
 

始める前の心構え

 
エンディングノートは、大切な想いや希望を記録する場所です。
完璧に仕上げる必要はありません。
まずは気軽に、今の気持ちや考えを書き出してみましょう。
鉛筆や消せるペンを使うと、後から修正も簡単です。
大切なのは、始めること。
小さな一歩から、始めましょう。
書き始める前に、リラックスして、穏やかな気持ちで取り組むことが大切です。
誰かに見せるものではないので、気負わずに、自分のペースで進めてください。
 

スムーズな記入ステップ

 
まず、基本情報(氏名、生年月日、住所など)を書き留めます。
次に、財産情報、医療・介護に関する希望、家族へのメッセージなど、項目ごとに分けて書いていくと整理しやすくなります。
すべての項目を一気に埋める必要はありません。
思いついたことから書き始め、徐々に内容を充実させていきましょう。
分からないことは飛ばして、後で調べても大丈夫です。
大切なのは、意思を伝えることです。
書き終えた後も、定期的に見直して、必要に応じて修正しましょう。
 

書くべき項目の整理

 
エンディングノートには、様々な情報を記録できます。
例えば、預貯金や不動産などの財産情報、医療機関や担当医の情報、希望する介護方法、葬儀に関する希望、家族や友人へのメッセージなどです。
ペットに関する情報や、デジタル資産(パソコンやスマホのパスワードなど)も忘れずに書き留めておきましょう。
これらの情報を整理することで、家族の負担を軽減し、意思を確実に伝えることができます。
各項目には、具体的な情報(口座番号、電話番号など)をできる限り詳細に書き込みましょう。
 

エンディングノートの保管

 
エンディングノートは、家族が容易にアクセスできる場所に保管することが大切です。
しかし、個人情報が含まれるため、安全な保管方法を選ぶ必要があります。
金庫や鍵付きの収納場所、または家族だけが知っている場所に保管し、保管場所を家族に伝えておきましょう。
デジタルデータとして保管する場合は、パスワード管理に十分注意してください。
定期的に保管場所や方法を見直すことも、安全性を確保するために重要です。

エンディングノート作成の手引き

 

財産情報の書き方

 
財産情報は、預金口座、不動産、有価証券、生命保険など、所有するすべての資産をリストアップします。
それぞれの資産について、口座番号、所在地、契約番号などを具体的に書き留めましょう。
借金やローンなどの負債についても同様に、残高や返済方法を明記します。
資産の変動があった場合は、定期的に見直し、情報を更新しましょう。
大切なのは、正確な情報を残すことです。
 

医療介護希望の記述

 
現在の健康状態、かかりつけ医、持病、アレルギー、希望する治療法などを具体的に記載します。
もしもの時のために、延命治療の有無、臓器提供の意思、介護に関する希望(在宅介護か施設介護かなど)についても明確に記しておきましょう。
これらの情報は、家族が意思を尊重し、適切な医療・介護を受けられるようにするための重要な情報です。
希望をできるだけ具体的に伝えることで、家族の負担を軽減することができます。
 

家族へのメッセージ

 
家族への感謝の気持ちや、伝えたいこと、思い出などを自由に書きましょう。
普段は伝えにくい感謝の言葉や、自身の想いを素直に表現してください。
子供や孫、兄弟姉妹など、家族一人ひとりにメッセージを残すこともできます。
写真などを添えて、よりパーソナルなメッセージにすると、より気持ちが伝わるでしょう。
 

安全な保管場所の確保

 
エンディングノートの保管場所選びは、非常に重要です。
安全で、家族が容易にアクセスできる場所を選びましょう。
金庫や鍵付きの引き出し、または家族だけが知っている場所に保管し、保管場所を家族に必ず伝えてください。
重要な個人情報が含まれているため、紛失や盗難を防ぐ対策を万全にしてください。
定期的な確認も忘れずに行いましょう。

まとめ

 
エンディングノートは、想いや希望を記録し、家族の負担を軽減するための大切なツールです。
完璧を求めず、気軽に書き始め、少しずつ内容を充実させていきましょう。
書きやすい項目から始め、定期的に見直し、情報を更新することが大切です。
安全な保管場所を選び、保管場所を家族に伝えることも忘れずに。
エンディングノートの作成を通じて、自分自身の人生を振り返り、残りの人生をより豊かに過ごすきっかけにしてください。
そして、大切な家族への思いをしっかりと伝えましょう。

 

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